便秘改善にパンが向かない理由

「つらい便秘のために、パンを毎日せっせと食べて食物繊維を摂取している。」
「あまりおいしくはないが全粒粉のパンを選択して、食物繊維を多めに摂取するよう励んでいる。」


そういった方もいらっしゃるのではないでしょうか?

しかしこれらの習慣、実は便秘を更に悪化させてしまう可能性が非常に高いのです!

今回は、便秘改善のためにパンがなぜ不向きなのかをご紹介させていただきたいと思います!

パンが便秘を悪くする理由はグルテン



最初に結論を述べさせていただきますが、パンは便秘の改善に向きません!

その理由は、パンの原料である小麦が深く関係してきます。


小麦にはグルテンというタンパク質が含まれていますが、このグルテンが私たちの腸内に非常に悪さをしてしまうのです!

そもそも小麦にはグリアジンとグルテニンというタンパク質が含まれています。この2種類のタンパク質は、水を加えることで粘りや弾力性を生み出すグルテンへと変化します。

この変化したあとのグルテンは非常に消化吸収しにくい分子の構造をしています。
そのため、グルテンが腸内に入ってくると炎症を起こさせて、腸内粘膜を荒らしてしまうのです!


腸内粘膜が荒れてしまえば腸内環境は悪化します。そうなれば、便秘の悪化は更に加速することにつながるのですね!




グルテンは便秘を悪化させるだけではなく、
・頭痛や肩こりの原因
・アトピーの原因
・花粉症、アレルギーの原因
・肌の荒れやすさの原因
・集中力が上がらない原因

などなど・・・様々な症状や病気の原因となることがとても多いのです!

グルテンが私たちの腸内に与える影響は、悪影響しかないということが言えるのですね!

市販のパンには悪い成分がたくさん!



私たちの便秘を悪化させてしまうのは、グルテンだけではありません。
市販のパンには、『毒』とも言うべき沢山の食品添加物が添加されています。

これらの食品添加物が私たちの腸内を荒らすことはもちろんのこと、毒とも言うべき添加剤を毎日食べることで健康を徐々に害してしまいます。
それが積み重なることでガンや様々な病気へとつながることも危惧されるのです。

市販のパンに高確率で含まれている、便秘を悪化させる添加物の名前は”イーストフード”です!


「イーストフードは、イースト菌と同じ」と思っている人が多いのですが、実は全くの別物です!


イーストフードとは、16種類の食品添加物をひとまとめにして”イーストフード”と表記してよい、ということになっています。
このうち16種類中、15種類もの添加物が、工業的に人の手によって作られた、体に害を成す可能性の高い食品添加物なのです!

更に15種類のうち数種類の添加物は、『人体に害を及ぼす強毒性がある』ということを、専門機関が声高に叫んでいるのですね!


そのような危険な食品添加物の成分や害悪を知りながら、市販のパンにイーストフードを添加する企業。そして、それを黙認する国には怒髪天を衝くほどの憤りがこみ上げてきます!


市販のパンをたくさん食べることで便秘の悪化はもちろんですが、健康を害してしまい、果ては重大な病気にまで発展する危険性があります。

できることなら、スーパーやコンビニなどに置いてある市販のパンはまず避けていきたい!ということが言えるわけですね!

パンorライス?



市販のパンには食品添加物とグルテン、パン屋さんのパンを選んだとしてもグルテンの弊害がつきまとってきます。


そこで
「パンがダメということであれば、ライスに替えていけばいいのか!」
という考えを持つ人が多いのではないでしょうか?

確かに、パンよりはライスのほうが断然便秘改善に貢献してくれると思います!グルテンや食品添加物の脅威は、それほどまでに私たちの腸内を荒らしてしまうためです!


しかしながら、「ではライスをたくさん食べよう!」という考えは、実は便秘改善としては正解!とは言い難いものがあるのです。

その理由として、糖質も腸内環境を悪化させる原因の一つとなるためです!
グルテンを避けることができても、ご飯も糖質ですので糖質過多の弊害を避けることにはならないわけですね。


とはいえ、ご飯に替えることでパンによるグルテンを避けることができます。そのため、それだけで便秘が良くなった!という人もなかにはいらっしゃるかもしれません。


いきなりパンもご飯も食べない生活はかなり困難だと思いますので、まずはパンを徐々に減らしていくのはいかがでしょうか!
少しずつパンを減らしていき、そしていずれパンから卒業することができるのであれば、あなたの便秘改善への道は確実に開けていくものだと思います!

まとめ

グルテンが腸内に入ってくると炎症を起こさせて、腸内粘膜を荒らしてしまう
 →腸内粘膜が荒れることで、便秘が悪化する

■イーストフードは、工業的に人の手によって作られた添加物。便秘悪化のほか、体に害を成す可能性が高い

■糖質の弊害はあるが、パンではなくご飯に替えることでグルテンによる弊害を避けることができる

パンはグルテンの脅威、市販のパンはイーストフードなどの食品添加物の脅威、それから糖質も高い・・・など、パンは便秘を悪化させてしまうための食べ物と言っても過言ではないのですね!


「でも、今まで食べていたパンをいきなりゼロは無理!」

と思われたのであれば、
せめてまずは市販のパンから、パン屋さんのパンにシフトする。
とか、
徐々にパン屋さんへ足を運ぶ回数を減らしていく。
などなど、
あなたに合った減パン・脱パン計画を進めてみてください!


あなたの日々のそういった努力が、便秘改善の道につながっていくことは間違いありません!
そしてあなたがいつか良い便通を得て、快適な生活を送れることを願っています!



最後までお読みいただき、ありがとうございました!