便秘は日々の不摂生や水分をあまり摂らない、食物繊維が足りないなどの内的な要因からくる場合もありますが、外部からのストレスによって便秘が悪化してしまう、外的な要因も見逃せません。
外的な要因で多くの人が特にストレスを受けやすいこと、それは人間関係です。
人間関係の悪化は便秘をとても悪化させるため、意外と軽視できない重要な問題となるのです。
今回はストレスを受けにくくなる、『嫌いな人との時間を短くする方法』をお話しさせていただきます！
そのコツを得ていただくことで、あなたの便秘改善に貢献させていただければと思います！
嫌いな人との時間は便秘を悪化させる
仕事場においても、プライベートタイムにおいても、部活やサークル活動、あらゆる会合などにおいても、『あなたが嫌いだと思っている人』との時間は、あなたの便秘を悪化させます。
それはあなたの嫌悪感や嫌気などがストレスとなり、あなたの腸の活動を遅くしたり止めてしまうことで起きてきます。
また、嫌な人との接触は交感神経の働きが活発になり『戦闘モード』状態に突入します。
こうなることで、心拍・脈拍は上がり胃や腸の活動が抑止されます。
腸の活動が抑止されるということは、腸の大事な働きである消化吸収作業や便を作り出すなどの作業もすべてストップされてしまいます。
あなたが嫌いだと思う人との接触時間が長くなればなるほど、あなたの心をむしばむことと同時に、便秘を非常に悪化させてしまうのです！
そのため、嫌いな人と頻繁に会う、または会う時間が日々長くなりがちな場合は、
嫌いな人といる時間を極力短くしていくことが便秘改善には重要となってくるのですね！
嫌いな人といる時間を短くする方法
「そうは言っても、仕事では自由に人間関係を選べない」
と、思われたでしょうか？
確かにその通りです。仕事で人間関係を自由に選ぶことができれば、現代社会におけるストレスは相当に減少することでしょう。
しかし、嫌いな人といる時間を極力短くしていくことは、実はほとんどの現場で実践可能なのです！
その方法とは、次の通りです！
【２】『合わない人』、『ちょっと苦手な人』と会わなければいけないときは、なるべく交わす言葉が少なくなるような報告や話し方をする
【３】『合わない人』、『ちょっと苦手な人』と、物理的に距離を置く
【４】『合わない人』、『ちょっと苦手な人』と挨拶レベルの簡単な会話を日ごろ心がけ、免疫をつけておく
「これに一体何の意味があるの？」というところですが、人間の心理として言葉選びはとても重要な意味合いを持つのです！
それはあなたの心の中で完結する『心の言葉』であっても全く同じです！
言葉選びの際、『嫌いな人』という強めの言葉を選べばより、その人のことを嫌いになります。逆に、『合わない人』や『ちょっと苦手な人』という少しやわらかな言葉を選べば、その人のことを少しは理解できる心の余裕が生まれます。
自然と過激な言葉を選び取ってしまうことで、多くの人が知らないうちに自分自身が受け取るストレスを強めてしまっているのですね！
心の中の言葉の表現を、まずは少しやわらかな表現に変えていきましょう！
なるべく交わす言葉が少なくなるような報告とは、たとえば『合わない人』、『ちょっと苦手な人』に会う前に、事前に報告内容をまとめて会話時間を短くする方法などです。
また、会話の内容も、当たり障りなく会話が短く完了できるような言葉選びを心がけます。
『合わない人』、『ちょっと苦手な人』は、あなたが意外とよく知っている性格の人になります。その理由は、自分とは価値観や考え方が合わないことで苦手意識が生まれているためです。
ということは、『自分とは合わないなぁ』と思っている時点で、裏を返せばあなたは相手の性格をほとんど知り尽くしているということになります。
ということは、相手がよくする会話の持って行き方や、相手がどうすることで怒りやすくなるのか、相手が好む端的な会話内容はどのようなものなのか、などはよく熟知しているはずではないでしょうか？
私が過去に、本当に苦手意識のあった上司と話すときは、まさに上記ポイントを抑えながら会話時間をなるべく短くするよう常に心掛けていたものです。
やはりその時の私も、苦手意識のあった上司の性格を熟知していました！
あなたは苦手な人との会話時間を短くするべき材料を既に手にしているはずです。
あとは上手に調理してあげて、苦手な人との時間を極力短くしていきましょう！
業務内容や現場によっては『合わない人』、『ちょっと苦手な人』と四六時中一緒にいなければならないような場合もあるでしょう。
そのような場合は物理的に距離を置くことは難しいため、
可能なときにだけなるべく物理的に距離を置くようにします。
可能なときというケースは例えば、
・『合わない人』、『ちょっと苦手な人』とランチの時間帯を少しだけずらして昼食を摂る
・遠回りになってもいいので、『合わない人』、『ちょっと苦手な人』のデスク周りに近づかない
・他の社員や同僚も同じ現場にいる場合、なるべく同僚や他の社員の近くに行く
などです！
どうしても物理的に距離を置くことが難しいケースも多々あると思いますので、そういった場合はムリせずに会話内容を簡潔にするなどで対応していくとベターです！
『合わない人』、『ちょっと苦手な人』とあなたの間には、自然と拒絶が生まれています。
向こうはなんとも思っていない場合でも、あなたが『あの人はちょっと・・・』と感じる時点で自然と心は拒絶をします。
そのため、日ごろから挨拶のようなひとことふたことで完結できるレベルの会話を自分自身から仕掛けていくのです。
これを積み重ねていくことで、相手に対する『あの人は苦手かも・・・』という気持ちに対して免疫がついてきます。
免疫がついてくれば、相手を眼前にしてもおかしな態度をとってしまうことも、感情に振り回されることもなくなる可能性が上がってくるため、結構重要なポイントです！
以上が、『合わない人』、『ちょっと苦手な人』との接触時間を短くしていくための方法です！
業務内容や現場によってはなかなかうまくできない場合も多々あるかとは思いますが、日ごろ少しずつでも実行していくことであなたの嫌悪感は確実に薄れていくものだと思います！
好きな人といる時間を長くする方法
ここまで、『嫌いな人との時間を短くする方法』すなわち、『合わない人』、『ちょっと苦手な人』との時間をいかに少なくしていくかにフォーカスしてきました。
より一層の便秘改善効果を得ていくために、
次のステップでは『好きな人との時間を長くする方法』についてご紹介させていただきます！
『合わない人』、『ちょっと苦手な人』との時間を少なくできたその分、好きな人といる時間を長くしていく行動は、多大なるストレスケア＆良いお通じへつながる可能性大です！
その方法とは、以下の通りです！
【２】ランチや休憩タイムなどに、なるべくご一緒する
【３】業務内容以外の会話も自分からふってみる
好きな人を、なるべく常にあなたの視界に入るよう距離をとることがベターです。
好きな人が近くにいることで、業務内容の会話もふることができますし、こちらがわからない内容を聞くこともできます。また逆に教える側の立場であれば、積極的に面倒を見ることもできます。
デスクなどの配置上距離が遠いという場合でも、体の向きを少し変えてみたり、デスク周りの模様替えをしたりして、相手が視界に入るようにします。
好きな人が視界に入るという距離感は安心感にもつながるため、まずオススメしたい方法です！
好きな人と業務内容が違ったり、違う部署などにいる場合、常に視界にいれておくことは困難です。
そのため、業務内容以外の時間をなるべく一緒に過ごすようにします。
ランチに誘ってみたり、休憩時間が同じになるよう狙ってみたり、とにかく同じ時と場所を過ごせるように心がけます。
好きな人との時間は、あなたの本来の人間性を出しやすい人になります。
その時間を増やしていくことで緊張の糸もほぐれて、腸内環境が改善していき便通が良くなる恩恵を受け取ることができます！
好きな人が会社の同僚や上司や協力会社の社員などの場合、必然的に会話内容は業務内容がほとんどを占めることでしょう。
業務内容を話すことによってあなたの向上心が増し、業務改善のヒントを得られる重要な機会である場合は重点を置いても構いませんが、そうでない場合はあまり意味を成さないことがほとんどです。
そのため、業務内容以外の会話も積極的に自分からふってみましょう！
その際の会話内容は、それこそなんでもよいのです。
あなたが好きなドラマやアニメの話でもいいですし、相手の休日の過ごし方を聞いてもいいですし、部活は何をやっていたのか、好きな食べ物は何か・・・会話の内容は無限大です。
業務内容以外の話をすることで好きな人との距離も縮まるため、より幸福な人間関係を築くことが可能になります！
まとめ
■嫌いな人との時間は便秘を悪化させる
・嫌いな人といる時間を極力短くしていくことが便秘改善には重要
■嫌いな人といる時間を短くする方法
【１】まず、『嫌いな人』ではなく、『合わない人』や『ちょっと苦手な人』と表現を変える
【２】『合わない人』、『ちょっと苦手な人』と会わなければいけないときは、交わす言葉が少なくなるように会話する
【３】『合わない人』、『ちょっと苦手な人』と、物理的に距離を置く
【４】『合わない人』、『ちょっと苦手な人』と挨拶レベルの簡単な会話を日ごろ心がけ、免疫をつけておく
■好きな人といる時間を長くする方法
【１】好きな人がなるべく視界に入るよう、距離をとる
【２】ランチや休憩タイムなどに、なるべくご一緒する
【３】業務内容以外の会話も自分からふってみる
私たちが特にストレスを受けやすいこととして、人間関係が挙げられます。
人間関係の悪化は便秘をとても悪化させるため、便秘改善のためには人間関係問題を避けて通ることは困難と言えます。
そこで今回は、オススメする人間関係の築き方をお話しさせていただきました！
苦手な人との距離感や共に過ごす時間の長さを全く意識することなく過ごしていると、あなたの心はどんどん毒されていきます。それはつまり便通の悪化に直結してきます。
これを上手に回避していき、逆にあなたが好きだと思える人と過ごす時間を長く持つことで腸内環境は確実に改善傾向へと向かうでしょう！
今まであまり意識することなく漫然と人間関係を送られていたのであれば、今回のテーマは便通の改善と共にあなたの仕事の効率アップに確実に活きてくるものだと思います！
最後までお読みいただき、ありがとうございました！