コーンフレークと言えばシリアルの定番であり、誰しもが一度は食べたことがある有名なシリアル食品ではないでしょうか。
便秘に良いからという理由でシリアルを積極的に摂取される人が多いかと思いますが、実はシリアルは選び方・食べ方を誤ることで便秘の大敵となる危険性があるのです。
その内容について、以下の記事にてご案内していますので一度ご覧になってみてください!
便秘改善のためにと食物繊維が豊富なシリアルを選び、朝からせっせと毎日食べている。という人は意外と多いのではないでしょうか?「食物繊維をたくさん摂って便秘を改善していこう」という行動は大変素晴らしいのですが、この習慣には実は便秘を悪化させて[…]
コーンフレーク以外のシリアルに関しては、選び方・食べ方を工夫することで便秘の大敵ではなく、便秘改善の味方にすることも可能になります!
しかし、コーンフレークはどうでしょうか?
結論から申し上げますと、コーンフレークは便秘を悪化させてしまう代表格なのです!
コーンフレークで快便が得られない原因=カビ
コーンフレークは実はシリアルの中でも、便秘を悪化させる代表格なのです!
なぜコーンフレークが便通を悪化させるのかと言いますと、原料であるトウモロコシが持つ特性に秘密が。
その特性とは、トウモロコシはカビに非常に侵されやすい特性を持っているという点にあります!
その理由として、フザリウム属菌というカビの一種である細菌が、トウモロコシを栽培する農業用の土壌に広く生息していることが多いため。
土壌に多くのカビがいるため、トウモロコシはカビを作り出すフザリウム属菌に非常に侵されやすく、栽培当初から育成段階を経てカビと共に育つようなもの。
フザリウム属菌は活きている植物などに寄生して増殖し、カビを増やす性質を持っています。
日本ではこれらフザリウム属菌に感染した病態を『赤かび病』と呼びますが、日本のみならず全世界においてトウモロコシのカビによる汚染はとどまることを知らず広まっているところ。
フザリウム属菌の問題点はただのカビを産生するだけではなく、『カビ毒』と呼ばれる人体や家畜にも悪影響を与える毒を産生することにもあります。
フモニシンやゼアラレノン、デオキシニバレノールなどの強毒性のカビ毒に汚染されているトウモロコシが、日本だけではなく世界各国で報告が。
トウモロコシの土壌は長い年月をかけてフザリウム属菌を強力に育ててしまい、いまや全世界のほとんどのトウモロコシはカビ毒の脅威にさらされているのですね。
カビが増えると快便が遠のく
私たちの腸内にカビが増えることによって、腸内環境が悪化して腸内細菌の活動が低下。
腸内細菌の活動が低下することでカビたちは更に勢力を広げて増殖し、あなたの便秘を悪化させます。
カビだけでも厄介ですが多くのトウモロコシが持つカビ毒が腸内に来てしまうことで、更なる腸内環境の悪化が進むのです。
コーンフレークやポップコーン、コーンスープや駄菓子などのトウモロコシ加工品を食べ続けることでカビ毒の脅威にさらされ続けることになり、便秘は悪化する一方。
また、カビやカビ毒は便秘を悪くするだけではなく、腸内の大切な機能である免疫機能も乱して機能を低下させてしまうため、様々な健康障害や症状悪化が懸念されます。
毎日食べていたコーンフレークをやめてみたら、肌荒れが良くなる、アレルギー症状が良くなる、風邪をひきにくくなる、などの免疫機能に付随する症状が緩和される可能性も。
あなたの便秘を筆頭とした様々な腸内環境の不調は、毎朝の食卓で食べているコーンフレークから放出されるカビやカビ毒が原因かもしれません。
コーンフレークは異性化糖にも要注意
コーンフレークの問題点はまだあり、それは異性化糖の問題。
異性化糖とは高果糖コーンシロップと呼ばれるもので、工業的に製造される非常に甘みの強い人工甘味料のこと。
高果糖コーンシロップというその名の通り、原料にはトウモロコシやイモなどがメインに使用されます。
トウモロコシが原料ということは異性化糖自体も、トウモロコシが持つカビやカビ毒に侵されている可能性が非常に高いというデメリットも併せ持つのですね!
そして異性化糖、高果糖コーンシロップは果糖であるフルクトースの糖度を高濃度に高めて精製しているため、肥満が増大して健康を害してしまう可能性も。
さらに多すぎる糖質は腸内環境を悪化させます。
つまり異性化糖を日ごろ摂りすぎることで、便秘は確実に悪化へと向かうのですね!
これら問題点ばかりの異性化糖が、実はコーンフレークには意外と多く使用されている事実。
あの有名メーカーのコーンフレークを調べてみたところ、その全てのコーンフレークに異性化糖が使用されていました。
トウモロコシを原料としている時点でただでさえカビやカビ毒の脅威があるにもかかわらず、健康リスクを高めて便秘を悪化させる異性化糖までふんだんに使用されているコーンフレークは、便秘の大敵であると言わざるを得ないです。
便秘を改善していくためのシリアル選びは、コーンフレークを除外することがまず第一歩!
そしてコーンフレーク以外のほとんどのシリアルは、実はこれまたあなたの便秘を悪化させる危険性があるのです。
そのため、以下にご紹介のオススメ記事にてシリアルの脅威を学んでいただき、そして正しいシリアルの選び方・食べ方を知っていただければ幸いです!
便秘改善のためにと食物繊維が豊富なシリアルを選び、朝からせっせと毎日食べている。という人は意外と多いのではないでしょうか?「食物繊維をたくさん摂って便秘を改善していこう」という行動は大変素晴らしいのですが、この習慣には実は便秘を悪化させて[…]
まとめ
■コーンフレークの原料はカビに侵されやすい
・トウモロコシはカビに非常に侵されやすい特性を持っている
・『カビ毒』と呼ばれる人体や家畜にも悪影響を与える毒を産生する
■カビが増えると便秘になりやすい
・カビ毒が腸内に来てしまうことで、更なる腸内環境の悪化が進む
・腸内の大切な機能である免疫機能も乱して機能を低下させる
■異性化糖も要注意
・異性化糖を日ごろ摂りすぎることで、便秘は確実に悪化へと向かう
コーンフレークはトウモロコシが持つ特性により、非常にカビなどの細菌をため込みやすい性質があります。
カビの脅威だけではなく、流通しているほとんどのトウモロコシがカビよりも遥かに毒性の強いカビ毒にも汚染されているためです。
そして異性化糖の問題もあり、コーンフレークはまさに便秘を悪化させるために生まれた食べ物と言っても過言ではないのですね。
コーンフレーク以外でも、シリアル全般は便秘に対して驚異となる部分がたくさんあります。
その点についてはオススメ記事を是非ともご覧になっていただき、正しいシリアルの選び方と食べ方を知っていただければ嬉しく思います!