不安な感情というものはなかなか厄介な存在であり、ストレスを生み出す原因にもなります。
そうして大きくなったストレスは便秘を悪くする、という悪循環が働きやすいものです。
”不安”という要素は想像以上に私たちを苦しめるため、不安感情を対処できるようになることでたくさんの恩恵を受け取れます。
つまり不安について正しく認識をすることで、ストレスケアの実践となり、更に便通改善につながっていくということになります!
そして不安からくるストレスと便秘薬は関連性が無視できません。
便秘薬を手放していくためにも、不安からくる大きなストレスを減少させるプロセスは非常に重要なのですね!
不安やストレスはまず受け止める
よくわからない不安は、私たちに非常にストレスを与えます。
”よくわからない”とは、輪郭があいまいな不安。起きる事象が明確でない不安。ハッキリはわからないけど、何かが不安。
などで、おぼろげながらもしっかりとストレスの原因となる。それが、よくわからない不安です。
それには、いくつか種類があります。
●マイナスな事態が未来に起こりそうであると、ある程度予測できる不安。
●未来が見えない、不確実である不安。
●自分の能力・財力・学力の低さへの不安。
などなど、この他にも挙げ出したらきりがないほど、よくわからない不安は数多く私たちの中で渦巻いています。これらがストレスとなることで、便秘を更に悪化させてしまうのですね。
これら『よくわからない不安』は、とても厄介な存在です。
その理由は、”よくわかっていない”だけに、不安を一体どのように見極めてどのように対処していけばいいのかが全くわからないためです。
この厄介な『よくわからない不安』を対処していくにあたって大切なことは、
不安に対して目を背けないことが必要となってきます。
目を背けるだけでは不安な感情が消えることはありません。逆に、考えないようにすることで不安がいつの間にか大きくなりすぎて、どうにもならなくなるという事態になります。
「自分はこのような不安を感じている」
まずは沸き起こってきた不安を、しっかりと受け止めてあげることが大切です。
そうでなければ、いつまでたっても『不安な出来事』に対して処理できないばかりではなく、放置することで逆にその不安感情を大きく育ててしまうのです!
不安に対して、どう行動していくか
次なるプロセスとしては、
受け止めた不安に対して、どう行動していくのか?これが重要となってきます!
”行動”と言うと、「いきなり大掛かりな何かを成し遂げなければいけないのか?」と思うかもしれませんが、そうではありません。
まずはどのような種類の不安なのか、具体性を求めていきます。
不安がより具体的になってくると、
●進学・就職できるか不安
●病気にならないか不安
●会社をクビにならないか不安
●家族を養えるか不安
●老後のたくわえが足りるか不安
などが露見してきます。自分が何に対して不安を抱いていたのか、明確になってくるのです。
たとえば、あなたが持っている不安の中でも便秘に対する不安があるかと思います。
しかしあなたがこのブログに訪れていただけている時点で、『便秘の不安』に対して立ち向かう行動を起こしていることになります。
勇気ある行動をとれる人には、必ず『不安解消』そして、不安の原因となっている『問題解決』の道が開けていくものなのですね!
に対する行動の例は、学力の向上や、自分の強みを見つけて磨くことかもしれません。
●病気にならないか不安
に対する行動の例なら、日々の暴飲暴食を避けたり、お酒を少なくしたり、肥満解消の運動を始めることかもしれません。
●会社をクビにならないか不安
であれば、クビにならないかビクビクしているのではなく、自分がいなければ会社が困るというほどの人材に成長するためのステップを踏んでいくことかもしれません。
『よくわからない不安』を受け止めることで、不安の種類が少しずつわかってきます。
不安の輪郭が明確さを増せば増すほど、それに対処する行動に移りやすくなるのですね!
不安はポジティブの表れ
不安がより明確になればなるほど、問題解決のための行動に移りやすくなります。
問題解決のための行動に移ってしまえば、その時点で不安はどこかに吹き飛んでいきます。
あとはガムシャラに自己を高めるための行動に集中して突き進んでいけるからです。
このように考える時、
不安は次なるポジティブ行動の表れ
ということが言えるのです!
不安たちが、「ポジティブな行動をしていくんだよ!私!」と、うったえかけてくれているのですね!
私が以前勤めていた職場で、あるプログラムの重大なバグが見つかり、あまりのことの重大さと全く原因がわからないことで焦燥していたときがありました。
そのようなときに、先輩が私に向かって放った印象的な言葉があります。
「大丈夫。解決しない問題はない。」
パニックのさなかにいた私は、「なに悠長なことを言っているんだ!?」と思ったものです。しかし、その言葉を受けてからほどなくして、今まで全く気づけなかった原因となるバグを発見できたのです。
これには本当に驚きました。パニックになっていた私は、焦り、視野が狭く、あるポイントポイントでしかバグ探しをできていませんでした。しかし先輩の言葉で不安に対する感情が少し薄れたのでしょうか、視野が広く変わったことで重大なバグを速やかに対処することができたのでした。
このエピソードと先輩の言葉は、今でも問題にぶち当たったときに心強い支えとなってくれます。今回のテーマでこの話を置き換えてみるとき、
「解決しない不安はない。」
ということが言えるのではないでしょうか?
沸き起こってきた不安を『よくわからない不安』と目を背け放置してしまっては、真の問題となっている原因を解決することはできません。
不安は次なるポジティブ行動の表れ
です!
そういうことがわかってくると、「不安も自分を成長させてくれる道!」ということを体感できるようになります!
是非とも、不安に対して目を背けずに見極めていき、そして行動にうつしていきたいものですね!
それはストレス軽減の行動になり、そして必ず便秘改善の確実な一歩となっていくことでしょう!
まとめ
■沸き起こってきた不安を、しっかりと受け止めてあげる
■受け止めた不安に対して、どう行動していくのかを考える
■不安は次なるポジティブ行動の表れ
不安からくるストレスは思いのほかストレス度合いが強く、便秘を非常に悪化させてしまいます。
不安も悩みもストレスも、いずれも”よくわからない”ことが問題なのです!
いずれのマイナス感情も、そのまま放置していたのでは解決することはありません。
不安を見極め、自己を高めるための行動に移れる人にこそ、問題解決のための道が開けるものだと思います。
そうなってくれば、いずれあなたの便通にも必ず良い結果がおとずれると思います!
大きなストレスを生み出しやすい不安をコントロールすることができるようになれば、あなたの便秘薬の減薬や、いずれ便秘薬からの卒業も決して不可能なことではないでしょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!