長い人生を生きていると、つらい出来事を経験することが何度かあります。
悲しい出来事、怒り心頭な出来事、苦しい出来事、途方に暮れてしまうような出来事・・・
様々なつらい出来事に私たちは苦悩し、立ち直ることすら難しいと思えるような場合もあるでしょう。
しかしつらい出来事はネガティブだけしか生み出さないイベントかと言うと実はそうでもなく、つらい経験を逆手にとって自己の成長や便秘の改善に変えていくチャンスにもなり得るのです！
つらい出来事をただ、
「つらくて仕方がない・・・」
と嘆くだけのイベントにするのではなく、
「これは自己の成長、そして便秘改善のチャンス！」
と思えるような対処法をご紹介させていただきたいと思います！
つらい出来事によるあなたのストレスの軽減、そして頑固な便秘改善に貢献させていただければ幸いです！
つらい出来事は突然やってくる
つらい出来事は、アップルの新商品発売やショッピングモールの特売日のように、事前通知があるわけではありません。
新商品やセールなどのプロモーションのような事前予告もなく、
つらい出来事は突然やってくるものなのです。
それは経済的につらい出来事かもしれませんし、キャリアアップ失敗などの仕事に関わる挫折かもしれませんし、はたまた大好きな人とお別れをしなくてはならないつらい出来事かもしれません。
私たちはこのようなネガティブイベントを全て事前に察知することはできません。
ある程度のことがわかるケースもあるかもしれませんが、それはごく一部ではないでしょうか。
ほとんどのつらい出来事は、ある日突然やってくるものなのです。
これらの突然やってくるつらい出来事に対して私たちはたいていの場合、あまりのショックや悲しさや苦しさに振り回されてしまいます。
崖っぷちの状況で途方に暮れているだけでは、つらい出来事が持つ本質に気づけないまま、ただネガティブを感じてストレスを生み出し体調を崩し、便秘を悪化させることになりかねません。
そのためまずは、
つらい出来事は突然起きるという特性を知ること。
それから、
崖っぷちに立たされた場合でも「ただネガティブ感情に振り回されるだけではいけない」という心構えを持つこと。
これらをあらかじめ知り、心に構えておくことで、次からのステップへとスムーズに移りやすくなります！
つらい出来事から更に不安を増長しない
つらい出来事が起きた場合何も心構えのない人は、ネガティブな感情とストレスに心を押しつぶされてしまいそうになることでしょう。
それでは強めのストレスに精神はズタズタにやられ、更に強いストレスは腸内環境を悪化させるため便秘の悪化にもつながってしまいます。
それを回避するためのまず一つ目の大切な心構えとして、
全てのことをマイナスにとらえず、不安を増長しない
これがとても重要になってきます！
つらい出来事が起きた場合、今まで順調だった人生の人であっても、
「自分の周りに起きた全てのことは、マイナスでネガティブなことしかない！」
と受け取ってしまいがちです。
こうなってしまうと
「つらい上に、これからのことが不安すぎてもう夜も眠れない・・・」
などのネガティブな考えに常に支配されるようになってしまい、心も体も不調をきたしてしまいます。
自分の周りに起きた全てのことがマイナスとしか受け取れない心になってしまうことで、不安が不安を呼び、負のスパイラルにはまってストレスは増大します。
しかし冷静に考えてみるとき、最悪な考えや怖れている不安というものは、本人が考えている通りには実現しないことがほとんどです。
中には、考えている以上の事態に発展したり、思いもよらないような絶体絶命な状況が重なって起きてくる場合もあり得るでしょう。
しかしそのようなケースは常に起き続けるものではありません。
それであれば、
更にトラブルが起きた、その際に対応していけばよいのです！
「つらい出来事が今、起きた！」
「つらい・・・！」
それだけでも精神的にまいっている状況にもかかわらず、更に不安を強めるようなことをして自身にムチをうってはいけません！
全てのことをマイナスにとらえず、不安を増長しない
まずはこれがとても大切な心構えとなります！
つらい出来事から何を学ぶか
つらい出来事が発生してしまうことで全てのことをマイナスにとらえがちになり、ネガティブイメージが増長して更に自分自身を苦しめるということでした。
どのようなときであっても、全てのことがマイナスなことは、まずありえません。
マイナスではないどころか、プラスになるべき箇所は必ず存在しているものです。
それは”無いのではなく見えていない”だけであって、目を凝らして注目することでつらい出来事から立ち直るための助けとなってくれるのです。
それに気づいていくためには、二つ目の心構えを日ごろから持つことが大切となります。
それは絶体絶命の危機的状況でさえも好転させてしまうパワーを秘めています。
その心構えとは、
つらい出来事から何を学ぶか
という考え方と行動になります！
”つらい出来事から学ぶ”ということは、
その出来事が持つ良い点を見つけるということでもあります！
つらい出来事が起きたすぐそのときには、
「つらすぎて、学ぶべき点なんてない！」
「苦しすぎて、良い点なんて見つけられない！」
と感じることでしょう。
いきなり大きなポジティブポイントを見出してください！と言っているのではありません。
小さな、とても小さな良い点。それも一つでよいのです。
小さくてもいいので、一つだけでも良い点を見つけていくことがとても重要になるのです！
【１】「会社での大きなプロジェクトに大失敗し、キャリアアップの道が閉ざされた。これほど大きな失敗をしたという事実と、キャリアアップ挫折の事実に、到底耐えることができない・・・。」
・良い点を見つける例
→「これほどの大失敗はレジェンドじゃないか？であれば、”これほど大きなレジェンド大失敗をしながらもドン底から這い上がってきた男”という伝説を作り上げる土台ができたんではないか？もう落ちるところまで落ちた。あとは昇るだけじゃないか！全てを割り切ってもう一度奮闘してみよう！」
【２】「信頼していた友人と起業したが、まさかの裏切りにあって会社を乗っ取られてしまった。そればかりか、全財産も失ってしまった。もう生きる望みすらない・・・。」
・良い点を見つける例
→「友人を見る目がなかったのはまずかったが、周りの人に正直に打ち明けてみたら心を支えてくれる、良心的な人たちであふれていることに気づけた。多くはないが経済的に支援してくれる人も出てきたので、必ず恩返しをしなくては！本来は人間不信におちいるはずの心を、逆に救ってもらったこの恩は忘れない！」
【３】「大好きな人とお別れとなった。悲しすぎて、とても受け入れられない・・・。」
・良い点を見つける例
→「別れ自体は悲しい。しかし、まずは大好きな人と出会えた、その奇跡に感謝したい。それに、共に過ごした日々の記憶がなくなることはない。それはいつでも心の中で会えるということ、それに気づけた・・今まで本当にありがとう。」
この例のように、ポジティブ感情に満ち溢れて新たな考え方に変化していくことは、現実には難しいかもしれません。
しかし
一つだけでも良い点、学ぶべき点を見つけることができたのであれば、心がフラットな状態に近づきやすくなるのです！
ポジティブポイントを見つけられることで、
『いつもの冷静でクールなあなたに戻るキッカケを与えてくれる。』
まずはそういった恩恵を与えてくれます！
そして少しでもフラットな気持ち、穏やかな精神に近づくことができたのであれば次は、
『その学ぶべき点から実際にあなたができることを少しずつ取り組んでいく。』
これが、つらい出来事から素早く立ち直るため、そして自分自身の人間的成長と便秘の改善となる可能性につながっていくのです！
つらい出来事は、その時は見えないだけであって良いポイントが必ず隠れているものです。
その良い点、学ぶべき点をあなたが得ることができるのであれば、つらい出来事が持つ本質に気づけたことになります。
つらい出来事の本質に気づけた人は、必ず人間的な成長を遂げることができ、そして必ずストレスが軽減されて、更に便秘改善にも通じていくものだと思っています！
まとめ
■つらい出来事は突然やってくる
・崖っぷちに立たされた場合でも「ただネガティブ感情に振り回されるだけではいけない」という心構えが大切
■つらい出来事から更に不安を増長しない
・全てのことをマイナスにとらえず、不安を増長しない
・更にトラブルが起きた、その際に対応していけばよい
■つらい出来事から何を学ぶか
・一つだけでも良い点や学ぶべき点を見つけられれば、心がフラットな状態に近づきやすくなる
・つらい出来事は、その時は見えないだけであって良いポイントが必ず隠れている
つらい出来事はある日突然やってきます。
しかしつらい出来事に振り回されネガティブ感情を増長していては、強めのストレスに精神もやられて便秘の悪化も加速します。
そのため、日ごろから２つの心構えを持っておくことが重要です！
・つらい出来事から更に不安を増長しない
・つらい出来事から何を学ぶか
これらの心構えがあれば、つらい出来事をむしろ成長のバネに変え、そして便通改善にも貢献してくれる可能性が高くなります！
つらい状況のさなかにいるその時には、なかなかその出来事が持つ本質には気づけないものです。
しかし、まずは一つで構いません。
それも小さな一つで構わないので、良い点を見つけ出してみてください。
どのような出来事であっても、良い点は必ず隠れているものです。
それは必ずあなたの人間的成長を与えてくれ、そして便秘の改善にも必ず通じていくものだと思います！
最後までお読みいただき、ありがとうございました！