会社や学校、ママ友、サークル、地域の集まりなど、様々な組織において人との付き合いは社会生活を営む上で必須となります。
良好な人付き合いを常に築き上げることができるのであれば、嫌な付き合いというものは発生しないでしょう。
しかしながら、常に最高の人間関係をいずれの組織においても得ていくことは容易なことではありません。
むしろ私たち人間は嫌な付き合い・嫌な人間関係を我慢しながら続けていくことのほうが非常に多いと言えるでしょう。
こういった嫌な付き合い・嫌な人間関係を持ちながら人生を生きていくことは、強いストレスを生み出してしまいやすく、あなたの便秘にも良い影響の出るはずがありません。
便秘薬から卒業していくためには、心のストレスを減少させていくことが意外と重要な観点です。
心のストレスを減少して便秘薬を手放していくためにも、嫌な付き合いから抜け出す方法をご紹介させていただきます!
嫌な付き合いを続けてしまう理由とは?
『嫌な付き合いがある』と感じているその時点で、嫌な付き合いがもたらす心のストレスをあなたは受けることになります。
ストレスのある人間関係や嫌な付き合いとわかっていても、それを続けなければいけない。それをやめることができない理由とは一体どのようなものでしょうか?
それは、次の理由となります!
1.周りに同調するべき、という思い込みがあるため
2.孤立を恐れているため
私たち人間は組織に身を置くと、なんとか自分の地位を守り抜こうという意識が働きます。
それは、人間にはグループへの所属願望が根底にあるためです。
社会生活を営む上で、なんらかの組織への所属は必ず発生してきます。
家族・幼稚園・学校・部活・友達グループ・会社・ママ友・サークル活動 etc・・・
山にこもって一人で自給自足の生活を送っていくのでない限りは、なんらかの組織に属することが必須です。
組織に属することで人間関係等によるストレスも生み出すことにもなり得ますが、グループに所属しているという安心感を得ることができます。
やがて組織に属して社会生活を営む上で、
周りに同調するべき、という思い込みが少なからず芽生えます。
様々な社会生活を通してやがてその思い込みが大きくなり、
- 『嫌な付き合いから抜け出したその瞬間から、周りとの同調を断つことになるのでないか?』
- 『嫌な付き合いをやめたとたん、非常識な人間と思われるのではないか?』
という思い込みに発展しやすくなります。
このような周りに同調するべき、という思い込みがあるからこそ、
嫌でたまらないはずの付き合いが断ちにくくなるのですね!
2.孤立を恐れているため
私たち人間は組織に属することで安心感を得ます。
それがたとえ嫌なグループであっても、自分を苦しめる組織であったとしても、そこからなかなか抜け出せません。
自らを苦しめる嫌な付き合いから抜け出すことができないもう一つの理由として、
その付き合いを離れたことよって、孤立することを恐れているため
これも大きな要因の一つです!
私たちは帰属意識の高い生き物であり、なんらかの組織に属していないと安心できません。
それは、
- グループや組織への所属願望があること
- 周りの人と自分を比較して孤独感を感じやすい生き物であること
この2点を感じやすいことから来ています。
帰属意識の高い私たち人間はたとえ嫌な付き合いであっても、
『この付き合いから離れたら孤立してしまうのではないか?』
という恐れを抱いてしまいやすいのです。
孤立してしまう恐怖が先立つことで、嫌でたまらない付き合いに対してNOと退けることができない。
その結果多くの人が、嫌な付き合いをやめることに対して『とても難しい!』と感じてしまい、結局そのままの付き合いを続けてしまいやすいのですね!
嫌な付き合いにはどんなリターンがあるか
やめたいのにやめられない嫌な付き合いをずるずると続けてしまう理由として、
1.周りに同調するべき、という思い込みがあるため
2.孤立を恐れているため
この2点が大きな要因ということでした。
ではここで嫌な付き合いがもたらすものについて、改めて考えてみたいと思います。
あなたが『嫌な付き合い』と感じている付き合いには、一体どのようなリターンがあるのでしょうか?
●グループに属している安心感
●ストレスを得る
●大切な時間が失われる
嫌な付き合いに参加することで受け取る主なリターンは、この3つとなります。
では、それぞれを詳細に見ていきたいと思います!
グループに属している安心感
グループや組織に属することで、私たちは安心感を得ます。
それがたとえ嫌だと思っている付き合いであっても、無意識のうちにあなたの帰属意識は満たされます。
しかし、あなたが本来帰属すべきグループや組織・付き合いは他に必ずあるのです。
グループに属している安心感と引き換えにして、その他のマイナス要素を受ける
これではストレスはなくなりません。
現在の嫌な付き合いだけが全てでは決してありません。
今の嫌な付き合いだけが正しいかというと、そのようなこともありません。
今一度、あなたが嫌な付き合いを続ける理由について、冷静に考えてみる時間が必要ではないでしょうか?
そして『嫌である』と感じているその時点で、帰属意識から来る安心感と引き換えに自らの大切な何かが失われていることになります。
それは、ストレスによって奪われる心身の健康と、大切な時間です。
ストレスを得る
グループに所属することで得られる安心感と引き換えに得るもの、そのうちの一つがストレスです!
この場合は”得られるもの”というよりも、”失われるもの”と言うべきかもしれません。
失われるものは、ストレスによって傷めつけられる心と体の健康です!
「嫌だと思っている付き合いに行くのがおっくう。」
「嫌だと思っている人たちと話を合わせなくてはならない。」
「嫌な付き合いのことを考えるだけで落ち込んでしまう。」
嫌な付き合いからは想像以上に大きなストレスを受けることになり、それはあなたの心と体の健康をいとも簡単に奪います。
それは便通の悪化と、やめられない便秘薬の継続を促してしまうことにもなりかねません。
大切な時間が失われる
嫌な付き合いは、多分なストレスを感じる上にあなたの大切な時間が失われます。
「この付き合いの時間がなかったら、資格の勉強ができるのに。」
「この付き合いの時間のせいで、家族との時間が削られてしまう。」
「この付き合いと引き換えに、掃除や晩御飯の支度など家事を進めたい!」
嫌な付き合いをしているその最中に、このような感覚が湧いてくるということは、あなたが過ごす時間はそこにはないということを示しているのです。
嫌な付き合いによってあなたの大切な時間が奪われることは、
嫌だと思っている付き合いから発生するストレスに更に輪をかけて、非常に大きなストレスを生み出すのです!
嫌だと思っている付き合いに使う時間は、本来はあなたが大切だと思っている時間に使うべきなのですね!
「大切な今を捧げてもいいのか」と問う
嫌な付き合いをすることで、グループに所属する安心感を無意識のうちにゲットできます。
しかしそれと引き換えにして、大きなストレスを得ることと、あなたの大切な時間が失われてしまうのです。
これを考えたときに、
嫌な付き合いは1秒でも早く抜け出すべきということがわかるのではないでしょうか。
しかしながら、その付き合いを脱退することで
『周りに同調できない身勝手な人と思われるのではないか』
『孤立してしまうのではないか』
という怖さが先立ってしまい、なかなか嫌な付き合いに終止符を打つことができない。
これこそが、多くの人が抱える悩みであると感じています。
これを打開するための方策があります!
それは、
『大切な今を捧げてもいいのか?』と自身に問う
これをオススメします!
大切な今しかない時間を、嫌な付き合いに捧げてしまってもいいのか?と自分自身に心の中で問いかけるのです。
あなたの今現在の大切な時間は、今しかありません。
嫌な付き合いをやめてしまえば、どれだけの有益な時間を自由に使うことができるでしょうか。
嫌な付き合いをやめてしまえば、どれだけのストレスから解放されることになるでしょうか。
これは嫌な付き合いをやめるための、自分の背中を押すための自身への問いかけです。
ストレスばかりの時間ではなく逆にストレスから解放されつつ、加えて有意義で大切な時間を自由に使うことができるのです!
これはママ友のLINEグループにも言えることですし、会社が参加を強制する他社合同の朝まで飲み明かすような付き合いでも言えますし、学校やプライベート等のあまり気が進まない友達グループにも言えることです。
『大切な今を捧げてもいいのか?』と自身に問う
これをすることで大切な今に、本当に自分がやりたいこと、やるべきことが見えてきます。
そして何よりもやめることのできなかった嫌な付き合いに対して、『もう終わりにしたい!』と自身に強く思わせられること、そして付き合いから抜け出すための行動をとれるようになることが最大の効果です!
あなたが『嫌な付き合い』と感じているその時点で、有意義な時間はそこにはありません。
あなたに合った、あなたが自然体で居られるような有益なグループや組織は必ずあります。
視野を狭くすることなく、大切な今をどのようにしていきたいのか、あなた自身に問いかけてみてはいかがでしょうか!
まとめ
■嫌な付き合いを続けてしまう理由とは?
1.周りに同調するべき、という思い込みがあるため
2.孤立を恐れているため
■嫌な付き合いにはどんなリターンがあるか
・グループに属している安心感
・ストレスを得る
・大切な時間が失われる
■「大切な今を捧げてもいいのか」と問う
・嫌な付き合いをやめるための、自身の背中を押すための問いかけ
『嫌な付き合いを終わりにした!』
というだけのことで、孤立するということはまずありません。
嫌な付き合いをやめたとしても、家族・兄弟・親友・趣味仲間・会社仲間・サークル仲間・仲の良いママ友・・・あなたはどこかに必ず属しているためです。
たとえそれが仲の良いたった一人のママ友だとしても、あなたと合わせて二人以上が集まればそれは立派なグループです。
たった一人の親愛なる友人と共に過ごすことができるのであれば、孤立を感じることはまずないでしょう。
あなたが
嫌な付き合いと感じながら参加する付き合いには、得るものはほぼありません。
むしろあなたにとってマイナスばかりを得ることになります。
そのような嫌な付き合いからはすぐにでも抜け出していくべきです。
そうして心のストレスが減少していくことで、やめられない便秘薬の減薬にも、便秘の改善にも、徐々に効果が表れてくるものだと思います!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!