仕事で受けるパワハラ、度重なる長時間労働、人間関係による尽きない悩み、家庭に帰れば育児や家事に追われたりと・・・身も心も疲れ果てたと感じるときがあります。
そのようなとき多くの人は明確な対処法がわからぬまま、悶々と毎日を過ごすことがほとんどです。
これでは仕事のパフォーマンスも下がり、人間関係は不仲が続き、家庭にも影響を及ぼすことにもなりかねません。
しかし心が疲れたときの対処法を知っておけば、心が疲れた際でも自らの足をしっかりと地に付けてまた歩き出すことも可能になります!
腸の不調を止めるためにも、疲れた心をそのままにしておくことは得策とは言えません。
疲れた心にしっかりと対処をして、腸の不調を改善しつつ便秘薬の減薬に繋げていきましょう!
自分をなぐさめる
私たちは様々な苦難や人生の逆境などを体験しつつ、色々な感情や思いを抱きながら生きています。
そのような中で、なぜか自分への戒め(いましめ)が強いばかりに、心が疲れたときでもちゃんと自分を癒してあげることがなかなかできません。
「強くあれ」
「弱音を吐いてはいけない」
「つらいけど、一人で頑張るしかない」
このような感情で無意識のうちに自分に対して厳しく接してしまうのです。
しかしあなたの疲れた心を癒していくためには、
たまには弱音を吐いてもいい
これを自分に言い聞かせることが大変重要となります!
日本人は諸外国に比べて忍耐力があり、責任感が強いと言われます。
その国民性からも、
『弱音は吐けない』
と無意識的な国民性によって、つらい状況であってもみずからにムチを打ってしまいがちです。
疲れた心に打つムチは、苦痛以外の何物でもありません。
心が疲れた際にはまずムチを床に置き、自分自身の弱い心を理解しましょう。
そうして弱音を吐いてもいいんだと自分自身に言い聞かせるのです。
まずはこのような、
『どのようなときも自分にムチを打って頑張るんだよ、私!』
という考えを改め、心のロックを外していただくことがまず大事なことになります!
苦難を乗り越えるには
心が疲れているときには、たいていのケースで苦難に直面しています。
しかし心が疲れている状況では、
『このような大きな苦難を乗り越えるなんて、無理だ・・・』
と、打ちのめされてしまいがちです。
このようなときには、苦難を乗り越えるための重要ポイントを実行していきましょう!
1.自分を認め、よくやっているとほめてあげる
2.今まで一番つらかった出来事を乗り越えてきた、そのときのことを思い出す
『弱音を吐いてもいい』
という、心のロックが外れた状態で行うことでこれらの効果は高くなります!
自分自身を認めてあげ、そしてほめてあげる。
たいして難しくもなさそうなこの行動ですが、非常に多くの人がこれを出来ていません。
自分自身のことを認めて、
「俺は今まで一人でよく頑張ってきたもんだ・・・すごいことだな」
と、あなた自身をねぎらいます。
これは自己肯定感を高める行動となり、ストレスに打ち勝つ妙薬となります!
そしてあなたはこれまでいくつもの苦難を乗り越えてきたはずです。
そのときのつらかった出来事、それを乗り越えてきた記憶。これらを思い出すことが、あなたに苦難を乗り越えるための活力を与えてくれます!
これも自己肯定感が高まる行動で、人生をたくましく生きていくための活力になります!
今はつらい状況が長く続いているために、あなたの心が一時的に疲れてしまっているだけなのです。
今まであなたが乗り越えてきた数々の苦難を思い出しつつ、あなた自身を癒してあげることで心の疲れが軽減してきます。
少しずつでいいので行動して、焦ることなく苦難に打ち勝つ活力を取り戻していきましょう!
誰かを頼ってみる
日本人である私たちは、忍耐が強く責任感があると言われています。
耐え忍ぶことが美徳とさえ言われてきたこともあります。
このような精神が無意識のうちに根底にあることで、
「誰かに頼ってはいけない」
「一人で抱え込んで解決しなくては」
という思考に陥りがちです。
しかし心が疲れ果てている状況では、誰にも頼ることなく一人で解決することは生半(なまなか)なことではありません。
そこで一つの提案として、
信頼できる誰かに全てを打ち明け、頼ってみる
これを実行してみてはいかがでしょうか?
あなたが思っている以上に、あなたの周りには頼りになる心強い人や、親身になって解決策を考えてくれる人が必ずいます。
心が疲れている、そのようなときに『 耐え忍ぶことが美徳 』なんて言っていられません。
このような精神状態で何もかも一人で抱え込むことの危険がどれほどのものかを考えてみるべきなのです。
そしてあなたの周りには、信頼できる頼りがいのある仲間がいることを思い出してみてください。
直接解決につながらなくとも、誰かに全てを打ち明けた。それだけのことであなたの心は必ず軽くなります。
『言っても無駄』
『頼っても無理』
などの先入観を捨てて、信頼できる一人を頼ってみてはいかがでしょうか?
まとめ
■自分をなぐさめる
・たまには弱音を吐いてもいい
■苦難を乗り越えるには
1.自分を認め、よくやっているとほめてあげる
2.今まで一番つらかった出来事を乗り越えてきた、そのときのことを思い出す
■誰かを頼ってみる
・思っている以上に頼りになる心強い人や、親身になって解決策を考えてくれる人がいる
私たち日本人は心が疲れているにもかかわらず、なんとか苦難を乗り越えようと無意識のうちに自らにムチを打ってしまいがちです。
『たとえ心が悲鳴を上げていても、苦しみながらも苦難を乗り越えなくては!』
という無意識の頑張りが出てしまいがちなのが、私たち日本人なのです。
しかしこれではたとえ苦難を乗り越えたとしても、あなたの心はボロボロに疲弊してしまいます。
まず守るべきは、あなたの疲れ切った心です。
疲れたままの心を放置するのではなく、たまには弱音を吐き、自分を認めて、ほめてあげてください。
そして損得感情なしに、あなたのことを救いたいと思っている人は必ずいます。
誰かに打ち明けてみるということも重要な選択肢の一つですので、心に留め置いてくださいね!
疲れた心が徐々に癒されていくことで、あなたの便秘が改善し、やめられない便秘薬のやめどきを見極めることにもつながっていくことだと思います!