便秘の大敵?間違えやすいシリアルの選び方・食べ方

便秘改善のためにと食物繊維が豊富なシリアルを選び、朝からせっせと毎日食べている。

という人は意外と多いのではないでしょうか?


「食物繊維をたくさん摂って便秘を改善していこう」という行動は大変素晴らしいのですが、この習慣には実は便秘を悪化させてしまいかねない落とし穴があるのです!

その落とし穴とは、
シリアルの選び方を誤ってしまうことで、便秘改善どころか便秘を悪化させてしまう可能性を高めるという点です!


今回は便秘の悪化を食い止めるため。そして、便秘を改善してくためのシリアルの選び方について、進めさせていただきたいと思います!

シリアルの原料はほとんどが小麦でグルテン

シリアルの原料はほぼ小麦



さて、
『シリアルの選び方を誤ってしまうことで便秘悪化を加速させてしまう危険性を高める。』

ということでしたが、なぜだかおわかりでしょうか?

最近はこれをフリーにする健康法がだいぶ広まってきたところですが、健康意識の高いあなたでしたらもうおわかりではないでしょうか。

その原因の第一位としては・・・
やはりグルテンの存在なんです!

小麦に含まれているグルテンは、私たちの腸内を非常に荒らして炎症を起こさせるという厄介な特性を持っています。


シリアルの原料を見てみるとき、コーンフレーク以外では大抵のシリアルに小麦が高い確率で使用されています。

たまに小麦を使用していないシリアルもありますが、多くの場合は大麦やライ麦、ふすま(ブラン)などを原料としています。
これらは、小麦でなくともグルテンを含む厄介な穀類となりますので注意が必要です!

また、オーツ麦に関してもオーツ麦自体はグルテンフリーなのですが、その栽培方法や加工方法によっては小麦が持つグルテンが混ざる可能性がとても高いのです。

グルテンが混ざりやすい理由とオーツ麦の選び方については、以下の記事にてご紹介していますので、よろしければご覧ください!

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オートミール




シリアルの原料は、小麦が使われていることがほとんどです。

小麦を使用していない場合でも、大麦やライ麦、ふすま(ブラン)などを原料とすることが多いためグルテンが含まれる可能性が高くなります。

シリアルのほとんどにグルテンが含まれるということは、
シリアルは便秘を改善どころか、あなたの便秘を悪化させる可能性が高い
ということが言えるのですね!

糖質量が多く、便秘を悪化させやすい

糖質の高いシリアル



シリアルは原料のほとんどが小麦です。
小麦でない場合も、大麦だったり、ライ麦だったり、ふすま(ブラン)などを使用します。

実は、シリアルはグルテン以外にも便秘を悪くする問題点を持っています。


勘の良い方でしたらお気づきかもしれませんがこれらシリアルの原料はいずれも穀物であり、穀物であるということは炭水化物が高めということになります。

つまりシリアルは
糖質量が多く、便秘を悪化させやすい
ということが言えるのです!


穀物は一般的に主食と呼ばれることが多く、その主食という名前からも連想される通り、糖質量が比較的多い食品のことを指します。

糖質量が多い食べ物は、便秘を悪化させる危険性をはらんでいます。
少量の糖質であれば腸内で問題を起こすことは少ないですが、これが多量となると話は別です。

過剰な糖質は腸内に常在している悪玉菌のエサとなってしまうのです!
そして
強くなった悪玉菌が勢力を広げることで便通が悪く、滞ってしまうのですね!


仮にグルテンが含まれていないシリアルが存在していたとしても、穀物という特性上どうしても糖質が多めになってしまうという点は避けようがありません。

そのためグルテンフリーのシリアルを食べていく際でも、多量に食べ過ぎないように注意していきたいものです!

牛乳もかけて腸に悪いダブルパンチ!

牛乳とシリアルで便秘悪化



シリアルを食べるシーンを想像してみてください。
あなたはシリアルに何をかけて食べるでしょうか?

「そこはミルクでしょう!」

という回答がほとんどを占めるのではないでしょうか?


このミルクもまた、便通を悪くするための厄介な物質なのですね!

牛乳にはカゼインという乳タンパクが含まれており、
カゼインはグルテンと同様に私たちの腸内を荒らして炎症を起こさせるのです!


腸内が荒れて炎症が起きてくれば腸内環境は悪化し、便通も当然影響を受けて、硬くコロコロの便となってしまいやすいのです。




「牛乳ではなく、ヨーグルトをかけるよ!」

という方も中にはいらっしゃるかもしれません。

しかし残念ながら、
ヨーグルトも牛乳を原料として製造されている関係上、カゼインを牛乳と同等に含むのです!




「牛乳もヨーグルトもダメとなると、シリアル食べられないじゃん」

とお思いでしょうが、それがそうでもないのです!

グルテンフリーのオートミールがオススメ

オートミールと豆乳で便秘改善



「それじゃあ、シリアルに何をかければいいのよ?」

というところですが、まず言えることは
『そのままボリボリと食べることのほうが、カゼインで腸内を荒らしてしまうよりも格段に良い!』ということです!

しかしそれではなんだか味気ないというか、シリアルのおいしさを享受できないのもなんだか寂しいものがありますよね。


そこで、
オーバーナイトオーツで豆乳をかけることがオススメです!


オーバーナイトオーツとは、牛乳や豆乳などに一晩浸しておき、翌日に柔らかくなったオートミールをおいしく食べるという食べ方です。

しかしながらここは牛乳ではなく『豆乳をかける』ということが、非常に理に叶っています!

豆乳の原料は大豆です。そのため大豆にはカゼインが含まれません。
グルテンフリーのシリアルを見つけることさえできれば、グルテンフリー&カゼインフリーのシリアルにありつくことができる!ということになります!

【オーバーナイトオーツの作り方】
①オートミール約30gを器に入れる。
②オートミールが隠れるくらい、豆乳をまわしかける。
③一晩冷蔵庫で寝かせる。
④翌日になれば、できあがり!

■ベリーを添えたり、ナッツやカカオ、ハチミツなどをお好みで加えると大変おいしく召し上がれます!


そして巷に出回っているシリアルには大抵グルテンの脅威が付きまとうということでした。
これを回避するためには、
グルテンフリーのオートミールを正しく選ぶ
これがオススメとなります!


よって結論としては、
便秘改善につながるシリアルの選び方・食べ方とは・・・

グルテンフリーのオートミールを正しく選び、豆乳をかけて食べる

これが便秘改善の道へと通じていくためのシリアルとの付き合い方になります!




または、
豆乳をかけなくても水で戻すだけで簡単におかゆのような状態で食べることも可能です!

【オートミールの戻し方】
①オートミール約30gと、水約50ccを器に入れる。
②電子レンジで温める。(500wで1分くらいです)
③できあがり!

このように水で戻すだけで、簡単に、まるでおかゆのような状態にすることができます。

とき卵を入れて、卵かけご飯のように食べてもいいですし、
梅干しを入れて、おかゆのように食べてもいいですし、
普通のご飯の替わりとして食べても全然OKです!

水で戻す方が色々と食べ方の幅が広がるため、豆乳をかけるのと同時にこちらもとてもオススメの方法です!
是非お試しください!

グルテンフリーのオーツ麦の選び方については、ブログ冒頭の記事紹介と同じですが、まだご覧になっていない場合はこちらを参考にしてみてください!

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元来食物繊維が豊富な穀類を、グルテンフリー&カゼインフリーで食べることができることは、便秘改善のためにも通っていきたい道筋となります!


このグルテンフリー&カゼインフリーの考え方を、是非ともあなたの今後のシリアル選びのご参考にしていただければ嬉しく思います!

まとめ

■シリアルの原料はほとんどが小麦でグルテン
・小麦に含まれているグルテンは、腸内を非常に荒らして炎症を起こす
・シリアルは便秘を改善どころか、便秘を悪化させてしまう可能性が高い

■糖質量が多く、便秘を悪化させやすい
・過剰な糖質は腸内に常在している悪玉菌のエサとなる
・悪玉菌が勢力を広げることで便通が悪く、滞る

■牛乳もかけて腸に悪いダブルパンチ
・カゼインはグルテンと同様に腸内を荒らして炎症を起こす
・ヨーグルトも牛乳を原料として製造されている関係上、カゼインを牛乳と同等に含む

■グルテンフリーのオートミールと豆乳がオススメ
・グルテンフリーのオートミールを正しく選び、豆乳をかけて食べることがオススメ!

シリアルは選び方と食べ方を誤ることで、便通を悪化させる可能性を高めてしまいます。

原料のほとんどに小麦が使用されるグルテンの脅威。
それから牛乳またはヨーグルトをかけて食べるカゼインの脅威。

この二つの脅威を回避してシリアルを食べていくためには、
グルテンフリーのオートミールを正しく選び、豆乳をかけて食べる

これがオススメです!

穀類は食物繊維が豊富な、本来は優秀な食品です。
便通を悪くする部分をうまく排除して、そして良い部分をしっかりと受け取っていくことは、シリアルに限らず食には肝要です!

あなたのシリアルの選び方・食べ方のご参考になりましたら幸いです!


最後までお読みいただき、ありがとうございました!